NTECPASSIVE DESIGN

Interviewお客様インタビュー

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パッシブデザインの家づくりで暑さと寒さから解放。
想いを全部出し切って、理想の家を手に入れました。

廿日市市H様

2019年6月にSE構法2階建ての新居にご入居されたHさまは、ご夫婦ともWeb関連のお仕事に従事。お二人のデザイン感覚とエヌテックの建物性能とのベストミックスを目指して、じっくり派の家づくりがスタートしました。

聞き手:家づくりを考えられたきっかけは?

Hさま(奥様):二人とも広島出身なのですが結婚後は北海道で3年間暮らし、2016年に広島に戻ってきました。広島市内のRC構造の賃貸住宅に入居したのですが幹線道路脇だったので騒音や振動がひどく、また築30年以上の古い建物だったせいか夏は暑いし冬は寒い。もともと冷え性なのですが広島に帰ってから北海道でも使わなかった湯たんぽが手放せなくなり、「暖かい家に住み替えたい!」と思うようになりました。主人はマイホームまでは考えていなかったようですが、私は機能性の高い、暖かい家をつくりたいと思うようになりました。

 

 

聞き手:では家づくりを考え始めたのは奥様の方が先だったのですね。まずどんなことから取り組まれましたか?

Hさま(奥様):ハウスメーカーの見学会やセミナーの情報を見つけては、主人を誘って二人で参加したり、パッシブデザインに関する本を買って読んだり。本は主人にも読むよう勧めました。そうこうしているうちに、あまり乗り気ではなかった主人もだんだんと家づくりに興味を持ってくれるようになりました。

 

 

聞き手:なるほど、奥様の作戦が功を奏したわけですね(笑)。
ではご主人にお伺いしたいのですが、家づくりを考えるようになってからエヌテックという会社にはどうやってたどり着いたのですか?

Hさま:家を建てるなら広島の工務店にお願いしたいと思っていたので、地元で機能性の高い住宅を建ててくれるところをインターネットで探したところ、エヌテックにたどり着きました。

エヌテック主催の「暮らしの見学会」に参加したところ、ホッとするような素材感があり、年月を経ても古さを感じさせない普遍的なデザインに二人してとても心を惹かれ、「こんな家に住みたい!」と感じました。また、断熱方法についてはもちろん、震度6強の地震にも耐える「SE構法」についてなど丁寧に説明していただきました。その話が自分の中ですごく腑に落ちて、その時点でもう「エヌテックしかない」と思うようになりました。

 

 

聞き手:ご主人の中で家づくりのスイッチが入ったわけですね。いよいよマイホーム実現に向けて動き出したお二人ですが、その過程はスムーズでしたか?

Hさま:それがまず土地探しに苦戦しまして…。というのも、手頃な土地を見つけて、エヌテックさんに図面もお願いして描いていただいた直後に、ちょうど西日本豪雨災害が起きたんです。見つけていた土地は土砂災害特別警戒区域に入るか入らないかという、レッドゾーンのそば。そのことは事前にわかってはいたのですが、西日本豪雨災害が起きて改めてハザードマップを見たときにやっぱり考え直した方がいいんじゃないかと思いました。すでに契約の一歩手前までいっていたのですが、その土地の購入は断念しました。

 

聞き手:では家づくりが一旦、白紙になってしまったわけですね。そこからどうされたのですか?

Hさま:それから数ヶ月、郊外を中心に土地を探しました。広島は宅地自体が少ないので苦戦しましたが、今の場所はたまたま通りかかったときに、造成されている一画を見つけて問い合わせたら、まだ空いている区画があるとわかったんです。実は最初に見つけた土地に割と近い場所だったのですが、ハザードマップで安全も確認できたため、即決しました。

 

 

聞き手:いよいよ家づくりのスタートですが、建築関係のお仕事もされたことがあるご主人は図面も引いたりされたそうですね。

Hさま:CADが使えるので「自分でもちょっと図面引いてみようかな」と思って始めてみたら面白くて止まらなくなってしまって(笑)。毎日毎日、理想の間取りを考えながら図面を引いていました。

 

 

聞き手:一番こだわった部分はどこですか?

Hさま:1階を回遊性の高い間取りにしたことと、吹き抜けをつくったところです。

僕も普段から家事全般をしているので、特に水まわリは家事動線を意識した回遊性の高い間取りにしました。吹き抜けについては、パッシブデザインを勉強して少ないエアコンで家中を丸ごと暖めたり涼しくしたりするためには空気の抜け道が必要だとわかっていたので、吹き抜けを設けました。

 

聞き手:Hさまご夫婦はWeb関連のお仕事をされているということで、その部分でも色々こだわったそうですね。

Hさま:1階の玄関部分につくってもらった土間スペースは、デザインのアイデアを出すライブラリのように使っています。また2階の一画には、個室として仕切れる書斎を設けました。パソコンの配線を見えないようにしたり、資料を取り出しやすいような収納もオーダーメイドし、とても使いやすいです。このように気分を変えて考えに没頭することが出来る場所が家の中にいくつもあるのは、職業柄とてもうれしいですね。

 

 

聞き手:家中の居場所を活用して暮らしている様子がわかりました。では、その住み心地はいかがですか?

Hさま:最高ですね。この夏も1台のエアコンだけで快適に過ごせましたし、家に長い時間いても全くストレスはありません。2階に可動性のある自由度の高いフリースペースも作ってもらったんですが、目の前の大きな開口部から海を見ることもできてとても気持ちのいい空間になりました。将来子どもができたら、ここは子ども部屋にしてもいいなと考えています。

 

 

聞き手:住む人が家に合わせるのでなく、ライフスタイルに合わせて家が変化していく、それこそがあるべき住まいの形かもしれませんね。
理想の住まいを手に入れたHさまにとってエヌテックはどんな工務店でしたか?

Hさま(奥様):「私からはもう言えないから自分で言って」というくらい主人からの要望や変更が多かったんですが、どんな要望もすべて応えてくれました。完成が近づくにつれ、エヌテックさんの方がすごく寂しがってくれて、強い想いをもって関わってくれたことがわかってとても嬉しかったです。

 

 

Hさま:どれだけ無茶なお願いをしても全て対応してくれて、有難いのはもちろん、頼んだ自分の方が申し訳なく思ってしまうほどでした。でも本当に想いは全部出し切ったので、一つの悔いも残すことなく、理想の家を手に入れることができて本当に満足しています。

 

聞き手:本当に理想の家づくりができたのだなということが伝わってきました。ありがとうございました。

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