積雪によるカーポートの危険
第5,454回 設計・広報企画部の木村です。
メリークリスマス!
今年はイブとクリスマスが土日なので家族とゆっくり過ごしたり、旅行に出かけている方も多いのではないでしょうか?
昨日、一昨日と広島市内では稀に見る雪景色になりました。
事務所の前も大分雪が積もり、前の道路は凍結していました!
本日は雪もだいぶ溶けましたがまだ滑りやすいので十分気を付けてください。
暮らしの中での雪についての危険といえば、屋根からの落雪もありますがカーポートについての危険もあります。
どのような危険かといいますと、カーポート本体の性能である耐積雪量に関する事です。
カーポートには商品によってそれぞれ耐風圧や耐積雪量が決められています。
例えばよくご提案している三協アルミの『スカイリード』という商品は、商品のサイズや柱が両側か片側かにもよりますが
耐積雪量は20~30cmと設定されています。
つまり30㎝以上の積雪量があれば雪の重量に耐えられずカーポートが折れ曲がってしまったりする可能性も有り得るという事です。
※写真はインターネットより
23日の観測では広島市中区で5㎝の積雪、北広島町八幡では68㎝でしたので地方によって大きく変わることがわかります。
広島市南部ではあまり雪を見ることは少ないですが、
年々気候変動もしておりますので「カーポートがあるから大丈夫」と思いこまず
既に設置されている方は、もしもの時のためにこの機会にお住まいのカーポートの性能を見直してみてくださいね。