障子という選択
第5,500回 リモートスタッフの渡辺です。
まだまだ寒い日が続きますね。
街を歩くと水仙の花や梅が咲いていて春が近づいてきていると感じますが、
もうしばらく寒さとの戦いが続きそうですので温かくしてお過ごしください。
外部の視線や光を遮ったり、外気をシャットアウトするために、窓辺にカーテンを設けることが一般的ですが、
障子という選択肢も検討されたことはおありでしょうか?
障子のメリットは様々あります。
〇部屋を明るくすることができる
和紙は光を拡散させるので、部屋に差し込む日光が部屋全体にいきわたり、均一に明るくすることができます。
柔らかく適度な光を確保することが可能です。
〇断熱効果がある
障子は窓を隙間なくカバーしているので断熱効果が高いと言えます。
内障子を設置すると暖かい空気が逃げるのを20%防ぐことが可能になり、部屋の快適さに貢献します。
〇部屋をすっきりできる
引き込み障子にすると、窓を遮るものがなくなるのでとてもすっきりとした印象になります。
圧迫感がなく、部屋全体を広く見せることも出来ます。
デメリットとしては…
〇障子を閉めているときは窓からの景色を眺められない
外部との関係を考えながら、どこに障子を設けるかをよく検討していく必要があります。
〇日差しが強すぎるときは障子がまぶしくなってしまう
適度な長さの庇を設けたり、日差しが強い時期にはすだれを設けるなどして対策していきます。
〇紙の障子紙を使用すると破れやすい
紙の障子は少しの力で破れてしまうので、小さいお子さんやペットのいる方は注意が必要です。
プラスチック製の破れにくい障子紙にするなら安心して使っていただけます。
和室のイメージが強い障子ですが、洋室にも違和感なく合うのが面白いろいところです。
メリット・デメリットを考えながら、窓辺の景色を検討していってください。