キッチンとダイニングテーブルの配置
第5,591回 リモートスタッフの渡辺です。
6月に入りましたね。
各地で梅雨入りとなり天候が優れない日が続き、洗濯物が乾かない…という日が増えそうですね。
今日はキッチンと一体型になったダイニングについてです。
毎日家族が食事の時に集まるダイニングですが、どんな配置にするか迷うところです。
家事導線や空間の広さなどを検討し、配置イメージを決めて計画していきます。
例えばある事例では、キッチン横にダイニングテーブルを並べて配置しています。
キッチンで盛り付けたものをそのまま食卓へ。
移動を最小限に抑え、効率よく食事の準備をすることができます。
空間としても一体感が出るので、まとまった印象となります。
キッチンカウンターとダイニングとの距離が長いと、リビング側に移動するのに手間がかかるので
全体のバランスを考えて配置を検討します。
こちらは同じくキッチン横にテーブルを設置。
立上りの壁を設けることで手元を見えにくくし、リビング側からの視線を遮っています。
コンパクトで比較的空間が狭い場所でもすっきりと納まる形になっています。
リビング側に回るときも、移動距離が短く済むのも便利です。
こちらはキッチンに対して垂直にダイニングテーブルを配置しています。
カウンターに料理を置くとダイニング側からも取りやすくなります。
こちらも手元が隠れるため多少散らかっていても気になりません。
キッチンとダイニングのつながりも、さまざまなカタチがありますね。
計画段階でお客様のご要望をお聞きして設計に反映していきます。
そこが決まっていくと照明やコンセントの位置なども決まってきます。
ご自分のスタイルや見せる収納や片付けが得意かそうでないかなども考慮しながら、
お好みのカタチを見つけていってください。