第5,624回　リモートスタッフの渡辺です。

ここ数日、各地で大雨の被害が出ていますね。
5年前の西日本豪雨での大雨を思い出してしまう各地の被災状況は、見ているだけで心が痛みます。
一日も早く日常生活が取り戻されることを願います。

話は変わりますが…
新築工事のに行う照明計画。
様々な照明を組み合わせて計画しますが、間接照明を取り入れるのも選択肢の一つです。

間接照明は、壁や床、天井などに光を当てて、あたかもその面全体が発光しているかのように空間を演出する照明のことです。
光が直接目に入らない設計なので、眩しさを抑えることができます。
空間に奥行きや柔らかいニュアンスを加えたりすることも可能です。

こちらのお住まいでは、天井の一部を掘り込んで照明を組み入れ、壁面に光が当たるように設計しています。
壁全体が柔らかくひかり、部屋全体を優しく包み込んでくれます。

そして造作キッチンの下部にも間接照明を仕込み、足元を照らすことができるようにしています。
ダウンライトを消したり照度を落として間接照明だけで空間を照らすと、
柔らかなひかりがリビング・ダイニングを照らしてとても落ち着く空間になるでしょう。

照度を調整できるスイッチを計画しておくと、シーンに合わせた光の強さに調整できるので便利です。

照明計画の参考になさってください。