鉄骨階段
第5,685回 リモートスタッフの渡辺です。
2階以上の建物には必ず設けられる階段ですが、
最近ではリビングの一部に階段を設けて、リビングを通過して2階に上がる設計が主流です。
それで階段が存在感を放つので、どんなデザインや素材にするかは要検討する必要があります。
手摺も踏板も支える部材もすべて木製で製作することもありますが、
フレームや手すりを鉄骨とし踏み板を木製とすることもあります。
こちらのお住まいでは、ブラックの鉄骨の側板や細いラインの手すりが空間にメリハリをつけています。
シャープな印象になり、ほどよく存在感を感じます。
こちらは手すりのみ鉄骨で製作し、側板はコストダウンのために木で製作しブラックで塗装しています。
予算に合わせたこういった方法でも鉄骨風のスタイリッシュな階段を実現させることができます。
ちなみにこの階段の一段目は窓辺のベンチともなっています。
少しこもった空間になっているので、大きな窓から庭を見渡したり、
本を読んだりと子どもも大人もほっとできる場所になります。
こういう場所があると、心が豊かになる気がします。
好きなテイストが一人一人違いますが、家の中心になることの多い階段部分ですので
素材やデザインを含めて自分たちはどんなものが好きなのだろうか?吟味してみてくださいね。