北向きリビング
第5,718回 リモートスタッフの渡辺です。
少しづつ空気が冷たくなって冷えてきましたね。
今年も温かいお鍋を食べる機会多そうです。
‟北側にリビングを設けると暗い”というイメージをお持ちの方は多いかもしれません。
確かに太陽の日差しがたっぷり入る南側の部屋は温かく、かなりの明るさになります。
ですが、北側の部屋も工夫を凝らすことで印象が大きく変わり快適な空間になります。
こちらのお住まいは南側に隣家があり南北に細長い敷地でしたので、北東側に開いたリビングとしています。
北東側にそれぞれ大きな窓と吹抜けを設け、部屋が暗くならないように計画しました。
さらに2階の南側の天井に天窓を付け、室内窓からもリビングに明るさが届くように設計しています。
1階の北側リビングもかなり明るい印象ですよね。
1日中安定して部屋の明るさが保たれるのが北側の部屋の良いところです。
設計の谷口の自邸も北側配置の住まいですが、工夫が施され快適な空間になっています。
土地や周辺環境によりどんな設計にするか悩んでおられる方など、ご見学頂けたら参考になると思います。
(常時開催している暮らしの見学会でご覧いただけます)
適切なサイズ窓を計画したり断熱化を図れば、デメリットに感じる北側の部屋の問題も解消され快適な住まいとなります。
一つのアイデアとしてご検討ください。