Vehicle to Home
第5,794回 設計の谷口です。
先日、長州産業さんにご来社いただき新商品の説明を受けました。
近未来的なカタログの表紙です。
今回は、「V2H」の説明を受けました。
住宅の屋根に太陽光発電を搭載するのが必須な時代になっていると私も思うようになりました。
そこからさらに電気を賢くやりくりするために、蓄電池のシステムがありますし、さらに電気自動車と組み合わせて電気のやり取りを加速させる方法もあります。
V2Hとは、「Vehicle to Home」の略称で電気自動車やプラグインハイブリッド車のバッテリーに貯めている電力を、自宅でも使えるようにする機器のことを指します。
長州産業さんの商品では、例えば最初は太陽光発電だけを搭載し、順次、蓄電池を設置したり、V2Hスタンドを設置したり、蓄電池ユニットを増設したりと展開していくことも可能とのこと。
太陽光発電に力を入れておられる貴重な国産メーカーなだけに、このようなラインナップを揃えてもらえるのは嬉しいですね。
ただ、V2Hを導入するうえで、現状の注意点も教えていただきました。
日本で発売されるV2Hスタンドは、CHAdeMO(チャデモ)という規格なのですが、海外製の電気自動車は規格が異なり、なんと対応できないという現象が起きているそうです。
V2Hまで搭載したハウスメーカーの住宅を購入して、海外製の電気自動車も購入したけど充電できない!という現象がちらほらとのこと。。
海外は電気自動車へのシフトが加速しているので、SNSなどでかっこいい電気自動車を見かけますが、充電への対応に注意が必要ということも憶えておきたいと思います。
電気自動車の購入や蓄電池・V2Hの導入をご検討中の皆様の参考になりましたら幸いです。