プリツカー賞 山本理顕
第5,820回 リモートスタッフの渡辺です。
今月5日に建築界のノーベル賞ともいわれているプリツカー賞を、
建築家の山本理顕さんが受賞されたというニュースがありました。
コミュニティとのかかわりを意識して建築を作られていて、
私も建築を学び始めた時から考え方のプロセスがとても好きで、
よく出版されていた本や建物を見に行っていました。
奇をてらった建物というよりも、
どうやって街に建築が取り込まれるか、
そこにいる人たちのためにどんな場所となれるのか、
そんなことをいつも問う建築を作られている印象があります。
神奈川県の横須賀にある美術館もとても気持ちの良い場所でした。
広島市内にも山本理顕さんの建築を見ることができます。
広島市西消防署です。
(写真はこちらのサイトから参照させていただきました)
物全体がガラスのルーバーで覆われているので、街に開けた消防署として佇んでいます。
コンクリートで覆われた建物が多い印象の消防署ですが、外からでも中で働く消防士の姿を見ることができ、
市民にとっても安心できる頼れる場所になっています。
通りがかる子どもたちにとっても、あこがれの消防士たちを間近で見ることができてわくわくするでしょうね。
一般の方も見学可能のようです。
山本さんの建築を広島で見れるのは貴重ですね。
まだ見たことの無い方はぜひ足を運んでみてください。