明るさをもたらす室内窓
第5,839回 リモートスタッフの渡辺です。
室内に明るさを届けるためには窓が必要です。
外壁や天窓に設けるだけでなく、部屋と部屋の間仕切り壁に室内窓を設けることで、
暗くなりがちな部屋にも明るさや開放感をもたらすことができます。
こちらのお住まいでは、北側に設けられている吹抜けに面した寝室の壁に室内窓を取り付けています。
強化ガラスの半透明ガラスをはめ込み、一部だけ開閉できるようにしています。
寝室の天井に設けた天窓から差し込む光が柔らかく吹抜けにも届いていますね。
この大きな室内窓があることで吹抜けに設けられた窓からの光が寝室にも届き、とても明るい空間になっています。
プライバシーを保ちつつ、明るさや周りの気配は取り込んでいくことができるのが室内窓の良いところです。
音や熱の出入りが生じるので、その部屋がどんな目的でどのように使うかは少し注意が必要です。
さらに最近多く聞かれるのは、開口の限られているマンションでの室内窓の活用です。
暗くなりがちな窓側に接していない部屋にも、間仕切り壁の一部にこの室内窓を取り入れると、
ぐっと明るさが増しとても快適な空間に整えていくことができます。
造作で作ることも出来ますし、様々なメーカーで室内窓を取り扱っています。
ご興味のある方はぜひ検索してみてください。