洗面所と脱衣室を分ける
第5,952回 リモートスタッフの渡辺です。
広島では本日の最高気温が39度となっているようです…
体温以上、高熱の時と同じような温度ということなので、
明日以降もなるべく室内で過ごして外での作業の時は十分にお気を付けください。
以前は‟洗面脱衣室”という言葉の通り、同じ部屋に洗面台と脱衣場があり、
そこに洗濯機もあるというプランが多かったように思います。
でも生活してみると、誰かがお風呂に入っている間洗面台を使えなかったり、洗濯物を干したりできない…
などなど色々と不便に感じることが多く、分けておいたほうが使い勝手がいいと感じる方も増えてきているようです。
近年エヌテックでも洗面所と脱衣室を分けて設計している事例が増えています。
このお住まいでは、洗面台の奥に1畳ほどの脱衣場があります。
扉を設けているのでそこだけ閉めれば、誰かがお風呂に入っていても手前の洗面台を使ったり洗濯物を干したりできます。
この洗面洗濯室は日の入る南側に配置し、室内干しでも十分洗濯物が乾くようにしています。
そのため少し広いスペースを確保しています。
生活する家族の人数が増えれば増えるほど、洗面所やお風呂周りが混雑してしまうものです。
設計を工夫することで、家族一人一人が気持ちよく過ごせるようになります。
それまでの固定概念を改めて見つめなおして、どうしたら使いやすく快適にすごせるようになるのか
いつも考えていきたいと思います。