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鋳物ホーロー浴槽ができるまで

第6,062回 広報企画部の飯田です。

先日、安芸高田市にある「大和重工株式会社吉田工場」研修会へ参加してきました。
https://www.daiwajuko.co.jp/

大和重工さんの住宅関連機器部門では、鋳物ホーロー浴槽や五右衛門風呂、かまどなどを製造されています。

エヌテックでは、家づくりの際にタカラスタンダードのユニットバスをおすすめしており、多くのお住まいでご採用いただいております。
汚れが染み込まないホーロー素材の壁や浴槽、お手入れのしやすいタイルの床など、優れた清掃性があることから標準仕様としてご提案しています。
タカラスタンダードのユニットバスは現在「プレデンシア」と「グランスパ」の2つのシリーズがあり、そのうち「プレデンシア」は鋳物ホーロー浴槽となっています。
プレデンシア

そして、全国のタカラスタンダードの鋳物ホーロー浴槽を製造しているのが、今回工場を見学した大和重工(株)吉田工場です。
ここで全ての鋳物ホーロー浴槽を製造しているというのは初めて知りました!

当日は、多くの会社が参加しており、3グループに分けて工場内を見学しました。


↑原料の溶解工程


↑造型工程


そしてこちらはホーローの焼成工程です。
1000℃に焼けた浴槽にホーロー加工を3回繰り返して浴槽をつくっています。

1000℃に焼かれた本体にガラス質の釉薬を施し、それを炉に入れて焼成するという作業を繰り返します。

この鋳物ホーロー浴槽ができるまでには、およそ20の工程があり、そのほとんどを職人による手作業で行っています。
夏は暑く、冬は寒いという厳しい環境の中、私たちの暮らしに快適をもたらしてくれる浴槽がつくられている事を見て感じ、とても感動しました。

造型や下地、ホーロー加工の作業はミリ単位の作業で、限られた職人しか施せないとのことでした。
出来上がった鋳物ホーロー浴槽はタカラスタンダードのショールームで実際に見て触ることができるので、ぜひ一度足を運んでみていただければと思います。

鋳物ホーロー浴槽の製造過程はタカラスタンダードのホームページから詳しく見ることができます。
こちらもぜひご覧ください。
「鋳物ホーロー浴槽ができるまで」

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