床束の大切さ。
第4,165回 リフォーム・メンテナンス担当の佛﨑(ぶつざき)です。
移築した木造家屋の床改修工事です。
畳の床がフワフワ沈む・・・との、ご相談をいただき床下を調査しました。
最初はシロアリを疑いました。
しかし、調査をしてみると床組の土台や大引きはしっかりしており、
10畳間の床に対して束が2箇所しか設けられていませんでした。
また、床組の部材が太かったことによって耐えられていたと思われます。
この度、束を増やすことと合わせて、畳下の大引き間に断熱材をはめ込みました。
床のたわみ改善とともに、冬の室内環境改善が図れると幸いです!
修繕工事では、誤った判断や必要以上のコスト捻出を避けるためにも、調査は大切です!
現時点での最良な判断とご提案ができるよう、下準備にはしっかり時間をかける事を心がけ取り組んでいきます。