パッシブデザイン勉強会⑬
第4,168回 設計部の大津です。
今回のテーマは「年間暖冷房負荷の目標値」についてです。
<年間暖冷房負荷>
年間暖冷房負荷とは、暖房負荷の年間積算値と冷房負荷の年間積算値を合計したものを床面積で割ったものです。
※暖房負荷…暖房時期に室温をある温度に維持するために必要な暖房エネルギー
※冷房負荷…冷房時期に室温をある温度に維持するために必要な冷房エネルギー
暖房負荷も冷房負荷も数値が小さければ、それだけ省エネルギー性能が優れているという事になります。
式は、次のようになります。
年間暖冷房負荷の基準値は、1年間当たり・住宅の床面積1㎡当たりの暖房及び
冷房負荷の合計値の上限を地域区分に応じて定められているそうです。
実は、勉強会で年間暖冷房負荷の計算を行ったのですが、難しく感じました。
勉強不足ですね…汗
<年間暖冷房負荷の目標値>
平成11年(次世代省エネ基準)では、460MJ/㎡・年ですが
エヌテックでは、180MJ/㎡・年を目標にしています。
これらを達成するためには、建物の性能や設備機器をちゃんと定めていかなければなりません。