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Column家づくりコラム

【建物の性能は数値目標を決め、設計に工夫を凝らす】

皆様、こんにちは。エヌテックです。

エヌテックがご提供する住まいは高い質の室内環境と省エネルギーの実現を目指し、すべての建物に性能数値目標を設定しています。
具体的な数値は以下のもの。

 

【性能目標値(2019年〜)】

  • Q値(熱損失係数)⇒1.6W/㎡K以下(参考:次世代省エネ基準は2.7W/㎡K以下)
  • UA値(外皮平均熱貫流率)⇒0.46W/㎡K以下(参考:平成25年基準は0.87W/㎡K以下)
  • μ値(日射遮蔽性能)⇒0.03以下(参考:次世代省エネ基準は0.07以下)
  • ηAC値(夏の日射取得性能)⇒1.0以下(参考:平成25年基準は2.8以下)
  • ηAH値(冬の日射取得性能)⇒2.5以上(参考:国の基準値なし)
  • C値(相当隙間面積)⇒1.0㎠/㎡以下
  • 耐震等級⇒「3」を必須とする。全棟構造計算(参考:長期優良住宅の認定基準は「2」以上)
  • 目標とする室内温度⇒夏:自然室温で35℃以下 冬:朝6時の自然室温で16℃以上
  • 年間エネルギー消費量⇒平成25年基準より20%削減

普段は見慣れない用語かもしれませんが、μは「ミュー」、ηは「イータ」と読みます。

それぞれの数値は断熱や日射遮蔽、日射熱の利用や気密性能を表しています。

たとえばQ値やUA値は建物の熱損失性能を表すもので、数値が低いほど断熱性能が高いことを示します。
( )内には国などが定めた目標数値を挙げていますが、ご覧のようにエヌテックが標準仕様とする数値は、各指標とも大きく上回る数値を掲げています。

 

パッシブデザインに基づいた設計では、まず「目標とする室内温度」と「年間エネルギー消費量」を決めます。
そのうえで、緻密な計算を繰り返しながら建物プランの詳細を検討します。
窓の大きさや位置を少し変えるだけでも、それぞれの数値が変化していくので、設計は非常に繊細な作業となります。

 

私たちが目指す「いつも、ずっと、快適」を叶える家は、こうした計算に基づきつくられているのです。施工事例ページでも各邸の数値を掲載していますので、ぜひご注目ください。

https://www.ntecj.co.jp/works/

 

また、各数値の意味について、もっと詳しく知りたい方は定期的に開催している「パッシブデザインセミナー」に、ご参加ください。

 

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