屋外建具敷居工事。
第4,182回 リフォーム・メンテナンス担当の早瀬です。
お客様宅、屋外建具敷居工事を行いました。
山の近くでイノシシが出没し、周辺を荒らしている事がありましたので、
厚い合板を建具として使用し壊されにくいようにしていました。
以前は、レールの上を丸型戸車付き建具が走るようになっていましたが、
合板も木材ですので、湿度の変化・日の当たり具合によって変形し、
開閉の際にレールから外れていました。
日の当たり方が変わる事で元に戻ったりしますが、
今後そのような事が起こらないように敷居を造作しました。
敷居に彫込みをいれ、その中を合板と戸車が通るようにする事で、
合板が変形して外れるという心配を解消しました。
また、戸車を平型(車輪に凹凸なし)に変える事で跡が付きにくく
レールを使用せず直接敷居に走らせるため、レールに引っ掛かる事もありません。
敷居は硬い材料でないと跡が付いてしまう可能性があるためヒノキ材を使用しています。
他工事として、建具下の空いている所を小動物が侵入しないように塞ぎ、
長期間ご使用頂くために木材(敷居以外)には塗装を施す予定になっています。