デンマーク アマリエンボ―宮殿
第4,192回 設計の渡辺です。
前回に引き続き、デンマークの建築をご紹介します。
今回は、デンマーク王室の「アマリエンボ―宮殿」をご紹介します。
アマリエンボ―宮殿は、現在もデンマーク王室が暮らす宮殿となっています。
1750年に建設され、もともとは貴族のための建物でしたが、後に王室が買い取り、居住することになったようです。
8角形の広場に添って、4つのロココ調の宮殿が向かい合うように建てられ、中央には、建設者でもあるフレデリク5世の騎馬像があります。
広場は自由に観光客や一般の人たちが通り、写真を撮ったり、眺めたりして、自由に過ごしています。
一般の人と王室が、とても近い位置にあり、日本の皇室とは、ずいぶんと雰囲気が違いました。
そして海外に行っていいなと感じるのは、美術館や博物館で基本的に自由に写真を撮ってもいいということです。
建物の一つに宮殿博物館があったのですが、その中もフリーに撮影可能でした。
↑王宮博物館の中の様子。落ち着いたブルーで統一された、品の良い素敵な広間でした。
後から写真を見返したり、さらに調べたりできるので、撮影できるというのは良いと感じます。
日本でも、そうした習慣が増えていってくれればいいなと思いました。