トルコ イスタンブールの建築
第4,248回 設計の渡辺です。
これまで、2か月近くに渡って、ヨーロッパの建築をご紹介して来ました。
今回は、旅の最後の建築をご紹介します。
イスタンブール新空港です。
2019年春から、運用がスタートしている国際空港です。
近代的なデザインで、24時間世界中の旅行客を出迎えています。
天井が高く、開放的な空間。
天井の開口部から自然光が取り入れられていますが、アーチ状のルーバーが配置され、
自然光を程よくコントロールしています。
世界最大規模の空港のようで、自分がどこにいるかが分からなくなるほど、大きい国際空港でした。
その後、航空会社のオプショナルツアーで、ボスポラス海峡のクルージングに参加しました。
そこはイメージ通り、イスラム教のモスクや、歴史的建造物、多くの人々でひしめき合っていて、
アジアとヨーロッパの文化が入り混じっている街でした。
↑ドルマバフチェ宮殿。オスマン帝国の宮殿として使用されていたそうです。
今回、北欧デンマーク、ドイツ、中東のトルコと、3か国を訪れてみて感じたことは…
住む場所、文化、社会などによって、全く異なるものが生まれるという事を、肌で感じました。
最初は、びっくりしたり、衝撃を受けてしまうのですが…。
その地域に合わせた暮らし方、食文化、良いと思う感覚、多様性があるのだ!ということも学び、視野が広がりました。
それぞれの国、人の多様性を、きちんと認め合える人として成長し、
日本にせっかく住んでいるので、これからも日本の良いところも、きちんと理解したいと思います。