Customer Columnお客様コラム
第2回 小さな家づくり記 秋の暮らし
(このコラムは家を建てるまでを遡って時系列で紹介していきますが、時々「現在」の様子もお伝えします。今回は「現在」です)
気温、室温を記録してみる
少しずつ寒さが深まり、紅葉がちらほらと見られるようになってきましたが、
わが家の中はとても暖かく、快適に過ごせています。
この快適さ、実際に温度でみるとどう変化しているのか?
比べてみるために、記録のできる温度計を購入してみました。
SwitchBot スイッチボット 温湿度計
この温度計は設置した場所の温度を2分ごとに記録し、
スマホのアプリでグラフにして確認したり、
別の装置を経由して指定の温度になったらエアコンをON/OFFする、といったことができます。
3つ購入し、外(玄関周辺)、1階、2階の3箇所に設置しました。
グラフにしてみると
時期:11月中旬のある日
場所:廿日市の山側
午前中は、日光がしっかり入る1階の温度がぐんと上がり、
午後からは2階の方が暖かくなります。
また夕方は急速に外気温が下がっていますが、1、2階ともに緩やかに下り
20℃代半ばを保っています。
朝の過ごし方
起床時の室温は20〜21℃くらいでちょっと寒いなと感じますが、
カーテンやロールスクリーンを開けて日光をしっかり入れると22〜23℃に。
1階リビングの掃き出し窓は、冬の日差しを取り入れることを重視した二層ガラスなので
背中に日光が当たるとぽかぽかととても暖かく、体も温まります。
また床が杉フローリングなので、裸足でもそれほど冷たさを感じません。
いくら杉が暖かいといっても、木なんだしさすがに冬は冷たいだろうと思っていたので驚きです。
以前の家の床はとても冷たく、靴下やスリッパを履かずにいられない「ダメージ床」だったので
冷え性の私はとても快適です!
昼の過ごし方
さらにお天気が良いと、日中、2階は27〜28℃くらいまで室温が上がることも。
1階で温まった空気が、吹き抜けを上がってくるためです。
暖かい空気は上へ上がると知ってはいたものの、
ここまで暖かくなるとちょっと暑いくらいなので、窓を開けたりして調整します。
夕方には少し下がって、24〜25℃。まだまだ十分暖かいです。
夜の過ごし方
夜23時くらいには22℃前後まで下がり、寒く感じたときは1階のエアコンをつけます。
1時間もたたないうちに1〜2階全体(ドアを全て開け放した状態)も25〜27℃ほどに温まるので、スイッチはオフに。
就寝時は今のところ暖房なしで生活しています。
今まで住んでいた家では、寝る前に布団乾燥機で寝床を温めないと
布団が冷たくて寝られなかったのですが、今のところ使っていません。
(湯たんぽもまだ、登場していません!)
曇り、雨の日は
日光がない日は、室温が上がらないので2〜3時間ほど暖房をつけます。
これで日中はだいたい、23〜25℃の状態を保てています。
ずっとエアコンをつけなくていいので、快適です。
給気口、換気扇の使い方
第三種換気のわが家は、夜に気温が下がってくると給気口から直接冷たい空気が入ってきます。
そこで室温が下がらないように蓋を閉めるのですが
家の各所にあるので、開け閉めがすこ〜し面倒ではあります。
料理中に換気扇を使うと、部屋の温度が下がってしまうのも気になっています。
給気口と合わせて、使い方を研究したいところです。
ちょっと乾燥気味です
温度は快適だけど、湿度が40〜50%と若干低いので乾燥しているなと感じます。
換気のせいでしょうか…?
1階リビングの空気清浄機兼加湿器では家全体をまかなえず…
やはり寝室は、加湿器が必要かもしれません。
太陽熱温水器
わが家はプロパンガスということもあり、
少しでもガス代を節約できればと太陽熱温水器を設置しました。
10月初旬くらいまでは、晴れの日はお風呂の給湯+シャワーを全て太陽熱温水器でまかなえていましたが、
徐々に温度が下がってきた11月初旬の現在、温水器の水温は晴れの日で33℃前後くらい。
お風呂を入れてしまうと一気に湯温が下がるので、
お湯の量自体も少ないようです。
(夏期はお風呂を入れて、シャワーを使ってもまだ40℃以上のお湯が余っていました)
給湯で設定した温度と、現在の湯温しか表示されないので
温度の記録や、実際の水温との差、お湯の量などが分かれば
温水器くんの活躍がもっと分かってうれしいのですが…
太陽が大好きになる季節
夏はひたすら遮っていたお日様ですが、
秋からは一転してせっせと取り入れる日々となり、なんだか楽しいです。
何より感じるのは、「太陽の光がしっかり入る設計」だし、
「温まった熱を逃さない断熱性」だから暖かいということ。
来月、12月は冬至があります。
今まで南瓜を食べる日としか認識していませんでしたが、
この日を超えればまた日の当たる時間が長くなる…そう思うと待ち遠しいです。
また真冬の様子もレポートします!