模型で検討。
第4,541回 設計の渡辺です。
設計作業を行う時、図面を書くだけでなく、
模型を使って外観の見え方や、印象を確認していきます。
現在、2世帯住宅のとても大きなお家を計画しているので、
1/100サイズで簡単な白模型を作りました。
大きな屋根が掛かり、長い軒が出ていて、出窓も付いています。
この出窓のある室内には、図書コーナーが計画されています。
出窓部分に腰かけて本を読んだり、景色を眺めたり出来るようにしています。
模型を眺めながら、この出窓が外からどんな風に見えるのか?
外壁は一部張り替えて目立たせた方がいいのか?という事を、確認しました。
また、軒の出をどのくらいにするといいか、明るさ・印象などはどうか?といったことも含め、
勾配や長さなどの検討をしました。
模型を作り立体化することで、図面で書いているだけでは見えにくい部分を、
改めて確認し、図面と現実とのギャップを解消していくことが出来ます。
(個人的には、この模型を眺めている時、とてもワクワクします。)
引き続き、様々な方向から設計をしていき、
お客様に満足して頂けるように計画していきます。