表面結露の発生原因。
第4,555回 リフォーム・メンテナンス担当の早瀬です。
日常生活の中で、結露について聞いたり見たりする事も多いのではないでしょうか
例えば、乾いたグラスに冷たい飲み物を注いだ時に、外側表面に水滴が付着した。
この現象も結露と同様の考え方です。
また、内部結露もありますが、今回は、表面結露という目に見える結露をお伝えします。
では、表面結露とはどのようにして起こるか。
簡単に説明すると、飽和水蒸気量(水蒸気を含む器と考えてください)が、
含むことの出来る水蒸気量を上回ると、器から漏れ出して水滴として表面に現れる現象です。
飽和水蒸気量(器)とは何か
水蒸気を含む器とお伝えしましたが、この器は温度が変わると以下のように変化します。
暖かい空気では、器は大きくなり水蒸気を多く含むことができ、
冷たい空気では、器は小さくなり水蒸気を少ししか含むことが出来ません。
室内側のサッシに結露が起きている場合は、
室内側の空気が暖かく、器の中に水蒸気が収まっているが、
サッシの表面が冷たいため、器が小さくなり水蒸気が収まりきらず、結露が起きてしまう状態です。
これは、冬場に起こる事が多いです。
外気の冷たい空気がサッシを伝い、冷やされることで、室内側表面まで冷え結露を起こしています。
結露を起こしにくくするためには、外気の温度が伝わりにくい材料を選ぶことで、
結露予防に繋がります。
エヌテックでは、樹脂サッシを使用しています。
アルミサッシは熱が伝わりやすく結露が起きやすいため、
樹脂にすることで、アルミの1000分の1まで熱が伝わりにくくなり、結露予防にも繋がります。
発生原因や予防方法も生活スタイルによって、様々ありますので、
気になる事がありましたら、お気軽にご連絡ください。