【最小限の暖房エネルギーで冬暖かいを実現】
皆様、こんにちは。エヌテックです。
厳しい寒波による電力需要の増加で、各電力会社から日常生活に支障のない範囲での節電が呼びかけられています。
家庭で消費しているエネルギーのうち、暖房エネルギーがどのくらいの割合を占めているかご存知ですか?
例えば広島市にある平均的な4人世帯の家庭では、暖房エネルギーは全体の15.4%です。冷房エネルギーは3.9%なので、約4倍のエネルギーを暖房で使用しています。
節電と聞くと寒いのを我慢して暖房器具の使用を控えるイメージがあるかもしれませんが、暖房エネルギーを減らす方法も様々です。
例えば、家の中で最も熱の出入りが大きい窓。
南面に当たる冬の日射量はとても大きく、窓1㎡あたり最大で電気ストーブ1台分(1000W)くらいの熱が入ってきます。晴れた日はカーテンを開けて日射熱で室内を暖めることができます。
反対に、晴れていない日や夜間、日射が入らない窓からはどんどん熱が逃げてしまいます。カーテンや雨戸、障子などを閉めて、窓から熱が逃げない工夫をすることが省エネにつながります。
また、電気を使う暖房器具ではエアコンが一番高効率です。電気カーペットやオイルヒーター、電気ストーブなどからエアコンに切り替えるだけでも削減効果があります。
さらに、内窓や断熱スクリーンの設置、窓ガラスの交換でより省エネを実現できます。窓の断熱を強化すると、エアコン使用時に窓からの冷気による不快感を減らすこともできます。
ご家庭に合った無理のない省エネで寒い冬を乗り切りましょう。