上手な暮らし方の工夫④
第4,756回 設計部の大津です。
明日はとても寒いそうですね。広島市の最高気温は4℃にまで下がる予報で、本日の最低気温と同じ気温です。こんな時こそしっかりとした寒さ対策が必要ですね。
さて今回は、暖房エネルギーを減らす方法の中でも一番簡単に出来る事を紹介します。それは、「集まって過ごす」事です。
今も続いている、新型コロナウイルスの事もあり「集まって過ごす」というのは家族や友人であっても怖いなと思う方もいるかもしれません。そのため、「集まって過ごす」=「距離が近い」と思うかもしれませんが、そうではなくある程度の距離を保ちながら「同じ部屋で過ごす」という言葉の方が適切だと思いました。
なぜ、集まって過ごすだけでエネルギーの削減効果があるのかというと、例えば、家族のみんなが別々の部屋で過ごしエアコンを稼動させたとします。そうすると、各部屋ごとにエアコンの電気代がかかってしまい、エネルギーを削減するどころか増えてしまいます。よく考えてみると誰でもわかる事ですよね。
このような事をみんなで共有して、できるだけ「集まって過ごす」「同じ部屋で過ごす」という事をすれば15%の暖房エネルギーを削減する事が出来ます。
同じ事を繰り返すようになりますが、新型コロナウイルスの事もあり削減できる効果があったとしても「集まって過ごす」のには難しい部分があるかと思います。感染対策を行いつつも暖房エネルギーの削減ができるように工夫をしてみましょう。