給湯配管の漏水修理。
第4,761回 リフォーム・メンテナンス担当の佛崎(ぶつざき)です。
給湯配管の漏水修理です。
20年前以上の当時は、銅管による施工が主流でした。
銅管は、「ピンホール」と言って銅管に穴が開く現象と、
配管同士をつなぐ部位の溶接が割れることによって漏水を引き起こす場合があります。
先日、漏水の修理に伺ったお住まいでは、ピンホールによる漏水でした。
このピンホールの厄介なところは、箇所を特定することが困難な場合が多いことです。
銅管の周囲には白い被覆材があり、その隙間を水が流れます。
なので、目視で確認ができた場所が必ずしも漏水箇所とは限らないのです。
漏水箇所が特定できれば、部分修理ができるのですが、
宅内の給湯管を全て新しくしなければならない場合もあります。
↑この度は、天井を開口した部位の近辺にピンホールが見つかりました。
現在の給湯配管では、ポリエチレン管やポリブデン管が主流です。
水のトラブルなので、早急な対応が求められますが、
調査に時間がかかってしまうという、なんとも悩ましい住まいの修理のひとつです。