マルニ木工の新作家具 「Tako」
第4,789回 設計の渡辺です。
昨年秋、広島の家具屋 マルニ木工から、新作家具が発表されました。
タコの脚のように、くねくね曲がったフレームが特徴の「Tako」シリーズです。
木を曲げて作っている曲木加工ではなく、すべて削り加工で仕上げていて、
職人さんの目利きによって研磨しながら、一つ一つ作り上げているそうです。
国際的なプロダクトデザイナーの深澤直人氏により、デザインされました。
オーガニックなかたちが美しいアームチェアは、流れるようなやわらかく温かみのあるシルエットで、
ゆったりと包み込むように身体を支えてくれます。
実際に座ってみると…
見た目以上に座り心地が良く、本当に体を包み込まれている感覚になりました!
身体に接する面がそれほど多くないように感じますが、滑らかで腕のラインに沿ったアームや、
背中のカタチに添った背板、肌触りの良い木の感触など、どれも綿密に計算されています。
エヌテックのお家にも、きっと合うだろうな…。
「HIROSHIMA」のアームチェアに続き、この新作「Tako」も多くの方に愛される椅子になりそうです。
LECT内のT-SITEにはマルニ木工の直営店がありますので、お買い物に遊びに行かれる方は、
ぜひ足を運んで、座り心地を確かめてみて下さい。