寝室の照明器具
第4,806回 設計部の大津です。
いきなりですが、照明器具を選ぶとなった際に皆さんは何を重要視しますか?
部屋によって形やデザインを考えるかと思いますが、合わせてその部屋をどんな雰囲気にしたいかも大事な要素となります。
置く家具やカーテンなどで雰囲気を作るのもいいですが、照明も一緒に考えるともっと作りたい雰囲気の部屋に近づくと思います。
寝室の場合は就寝前に利用する事が多いと思いますので、落ち着いた雰囲気を目指すのが妥当だと思います。
例えば、下の写真の物件ではダウンライトを採用しています。
写真ではダウンライトが実際にあるのかが分かりませんが、ベッドの足元側の上に照明器具を計画しています。
続いて下の写真の物件では、シーリングライトを採用しています。
こちらの物件では小さめのシーリングライトを計画し、上の写真の物件と同じように照明を足元側に設けています。
最後に、下の写真の物件はペンダントライトを採用しています。
電球の周りに布のカバーがある事で、眩しいと感じる事が軽減するような照明になっています。
落ち着いた雰囲気を目指すためには、照明器具が眩しいと感じにくいように、照明に工夫がしてある物を選ぶか設置する位置を変えるといった方法があります。
写真を見ていると、照明器具のデザインや位置に工夫をする事で起床時や就寝時に照明器具が眩しいと感じる事が軽減されているように思います。
一日の終わりを主に過ごす寝室ですから、ゆったりくつろげるようにデザインや位置にぜひこだわってみてください。