面材選び
第4,834回 設計の渡辺です。
今日は、造作家具の面材をいくつかご紹介します。
家具を製作する際、いつも同じ面材というわけではなく、
お客様のご希望や雰囲気、予算などに合わせて変更していきます。
例えば…
↓こちらは、シナで制作したキッチン背面カウンターです。
表面が滑らかで、あまり木目が無く、落ち着いた色合いが特長です。
シンプルですっきりした印象になります。
↓こちらはラワンで制作し、色はチークで塗装したキッチンカウンター。
耐水性に優れ、はっきりした木目が無く、家具に色を付けたいときに使用することが多い面材です。
↓こちらはホワイトオークで製作したL型キッチン。
広葉樹なので硬い材質の面材で、木目も綺麗に見えるのが特長です。
キッチンの扉全体の木目が綺麗に揃って見えて、とても美しいですね。
価格は、ラワン<シナ<ホワイトオークという順番で上がっていきます。
それぞれの面材で印象が変わってきます。
お客様の理想のイメージにより、何を選ぶかは千差万別です。
面材選びはお悩みポイントの一つですが…
それぞれの特徴を知ってベストなものをセレクトなさって下さい。