上棟の喜び
第4,870回 設計の谷口です。
本日は、東広島市西条町寺家(じけ)のY様邸の棟上げが行われました。
写真は午前中の様子で、屋根を構成する登り梁を組んでいる途中の状況です。
通過交通の多い道路から良く見える場所に建物が建っており、その方向から見ると切妻屋根が印象的な外観としています。
今日は、大工が9人体制で棟上げ作業を行っています。
広島ではまだ珍しいSE構法ですが、熟知した大工の手によってSE構法の構造躯体が午前中のうちに組み上がりました。
こちらの写真は、玄関の屋根を施工している様子です。
上棟の日よりも前に、棟梁の手によって屋根下地をパネル化しています。
そうすることで上棟当日の作業のスピードアップを図っています。
この日のために、現場監督は様々な段取りとシミュレーションを行いながら当日を迎えます。
表情にはあまり出しませんが、現場監督にとってはこの日が滞りなく進行していったことが何よりも嬉しいのです。
躯体が組みあがることでお客様も「家が建つんだ」という嬉しい感情をおぼえるのと同様、現場監督も心の中でこっそりと「よっしゃー」と思っていることでしょう。
最後になりましたが、Y様本日は誠におめでとうございました。
8月末の完成に向けて引き続きがんばってまいります。