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清掃ロボットの普及。

第4,895回 設計の木村です。

広島県での緊急事態宣言の延長が正式に決定され、
自粛生活の継続という残念な思いと、感染拡大防止の安心感とで皆様複雑な心境かと思います。

昨年からウイルス感染拡大を機に、
職場で人との接触を避けるためオフィスでの清掃ロボットの需要が高まっているそうです。
オフィスでの清掃ロボットの導入は、その高いコストが主な理由でこれまでは普及されていなかったようですが、
近年では高性能と省コストを併せ持つ機体も誕生し、広がりを見せています。

 

こちらはオフィスでよく導入されている、
アイリスオーヤマとソフトバンクロボティクス共同開発の「whiz」というお掃除ロボットです。

床面の強力除菌・清掃に特化した清掃ロボットです。

 

お掃除ロボットといえば、やはりルンバが最も知名度が高いかと思いますが、
ルンバ以外にも様々なものがあります。

例えばパナソニックの「ルーロシリーズ」の最新モデル。
三角形状が特徴で、部屋の隅の掃除に強い掃除機です。
また、アプリを使って清掃結果や清掃状況などをマップで確認できる機能が付いていることも面白いところです。

 

続いてルンバの販売会社、アイロボット社より床拭きロボット「ブラーバ」。
特徴としては、ルンバよりも掃除音・サイズが小さく価格もお手頃です。
また、細かいチリや花粉も拭き取ってくれるので花粉症の方にはお勧めのようです。

しかし床拭きロボットなので、カーペットやラグ、畳は掃除が出来ない所が難点です。

 

 

 

最後にアイロボット社のルンバですが、一言にルンバと言えどもそのラインナップはとても豊富です。

600シリーズ、900シリーズ、sシリーズ、iシリーズ、eシリーズ…
色々ありますが2020年2月に発売された最新機種が「sシリーズ」です。

D字型の形状で、これまで円形だったために壁際や隅の清掃には不向きなルンバでしたが、
改良された圧倒的な吸引力と併せて高性能なものになっています。

しかしその分コストはやはり上がってしまうので考え物ですね。

 

様々なお掃除ロボットをご紹介しましたが、最も高性能な物を選ぶよりも、
やはりお部屋の間取りに合ったもの・畳やカーペット等の有無・自分で行う清掃頻度・ランニングコストを加味した上で
最適なものを選択することが、最も合理的で快適な暮らしに繋がっていくと思います。

 

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