第4,974回　設計の谷口です。

本日は、新築工事の設計依頼をいただいたお客様に対してプレゼンテーションを行いました。

緑豊かな土地におおらかな平屋を計画するご提案です。

LDKは天井高をぐんと高くして、南北方向への抜け感を意識した窓配置にすることで、明るさと開放感を狙った空間構成についてご説明しました。

メインとなる居場所を広々と計画し、その周りには水まわりや洗濯室やファミリークロークなど、生活のバックヤードとなる機能を持つ部屋を回遊できるように計画しています。

寝室や子供部屋は、朝日と共に気持ちよく目覚められるような場所に計画。

桜の木を望む屋外デッキもきっと心地よい居場所となるはずです。

新築住宅のプレゼンテーションの際には、おおよそ２～３週間程いただいて、設計スタッフであーでもないこーでもないなど吟味しながら、お客様が楽しく快適に住み続けていただけるようなお住まいを計画させていただきます。

エヌテックがもっとも得意とするパッシブデザインはもちろんのこと、周辺環境を活かす配置計画や快適な動線計画、見栄えのする立面計画やメリハリのある断面計画、合理的な構造計画や適切な温熱環境など、ひとつのプランを導き出すまでに実はほとんどの物件で様々な紆余曲折を経て、緊張のファーストプレゼンを迎えています。

本日のプレゼンテーションでも、ありがたいことにお客様から好感触をいただくことができました。

広島の地に一棟でも多く、気候風土に適し、建築的にも魅力的なパッシブデザイン住宅を計画し続けていきたいと思います。