間取りに感染対策を。
第5,144回 設計の木村です。
全国でコロナウイルスによる被害は拡大する一方ですね。。広島でも感染数過去最多を連日で更新しています。
実は私も先日発熱し、もしやと思いコロナを疑ったのですが結果は陰性、蜂窩織炎(ほうかしきえん)という細菌感染症でした。
皮膚に多く症状が出る病気ですが、私の場合は歯に炎症が起きて発熱してしまったようです。
陽性反応が出ず何よりでしたが、皆様も歯はお大事にしてください。。(笑)
さてコロナウイルスが全国で拡がり始めてから、玄関近くに手洗い場を設けたいという間取りのご要望が増えました。
今回はその施工事例を少しご紹介します。
廿日市市原のお住まいです。
こちらは玄関から入って正面にホールがLDKへと一直線上に続いており、洗面所はそのホールに隣接しています。
洗面ボウル:CERA(セラ)SB3004GN
タイル:平田タイル オリーブ OL-1851-W
続いて東広島市西条町のお住まいです。
こちらは『洗面所』としての空間を設けず、LDKへ続く通路の一画に手洗いを設けた事例です。
洗面ボウル:サンワカンパニー RET60WB
タイル:平田タイル 15thirty 32140
最後に呉市西川原石町の2階リビングのお住まいです。
玄関を開けると2階へと続く階段と、写真左奥に1階の手洗いがすこし覗いています。
洗面ボウル:カクダイ 493-151H
タイル:名古屋モザイク工業 レブウォール※廃番品
2階へ上がると、LDKに続く通路間に最小限のスペースで造作した2階用の手洗いを設けています。
洗面ボウル:カクダイ #CL-8774AC
タイル:名古屋モザイク工業 レブウォール※廃番品
生活スペースに外からの菌を持ち込まないために、どのような導線の工夫ができるのか?
手洗いだけでなく、ついたてとなる建具を考える事もひとつ方法かもしれません。
家づくりでできる感染予防策を考えていきましょう。