い草畳の和室
第5,234回 設計部の大津です。
今回は和室の施工事例を紹介します。
来客用や家族でくつろぐ為等で採用の多い畳のある部屋ですが、写真(2022年3月竣工)のお住まいでは、リビングに隣接する和室を計画しました。
こちらの和室は、畳6枚の広さの部屋に畳0.5枚分の床の間と畳1.5枚分と畳0.5枚分の収納スペースがある部屋です。
(写真:左が床の間、中央が収納スペース、右側の2枚は廊下と階段下収納に繋がる建具)
(写真:リビングから見た和室(4枚引違障子))
畳は、昔からよく使われる「い草畳」に「縁」のあるタイプを採用し
障子は、「杉」の格子にホームワーロンという「強化障子紙」を採用しています。
ホームワーロンは、プラスチックの両面に上質な和紙をラミネートした物で一般の障子紙と比べると破れにくい商品です。
ここ最近は和室として部屋を設ける事も減ってきていますが、床に座って談笑したり寝転がってくつろいだり等が出来る部屋として検討してみてはいかがでしょうか。
次回の記事はこちらから→「い草畳の和室(+ワークスペース)」