賃貸物件:浴室換気扇の取付
第4,063回 リフォーム・メンテナンス担当の佛﨑(ぶつざき)です。
賃貸物件のお仕事です。
築年数の古い木造家屋に多く見られますが、
浴室の換気といえば、排気口が設けられているだけでした。
内装もモルタル下地の表面に塗装が施されていたり、
木部も同様に塗装され、蒸気や洗剤を含む水分などによって
塗膜が浮いてしまっている光景をよく見かけます。
この度は、既存の開口部に適した換気扇を取付けることをご提案しました。
既存の開口部に合わすことで、外壁を補修することを省きました。
また、屋外で使われていなかった電源を利用し、
浴室内で入切りのできるプルスイッチ対応機種とすることで、
内部配線や壁クロスの補修などを削減し、内部作業での拘束時間の短縮を測りました。
3件のご依頼のため、入居者の方へのアナウンス、スケジュールなどの調整が最も難しいところです。
施工方法や仕上がりには、たくさんの選択肢があります。
状況に応じて、提案できる柔軟さをこれからも身につけていきたいと思います。