アイランドキッチンの収納
第5,344回 設計・広報企画部の木村です。
私事ですが本日24歳になりました☺
年齢を伝えるとまだ驚かれる事が多いですが、驚かれなくなる日がくると思うと怖さが募ります。(笑)
心機一転今後も精一杯家づくり、快適な暮らしのサポートのお手伝いをさせていただきますので宜しくお願いいたします。
さて、今回はエヌテックの造作アイランドキッチンについてご紹介します。
アイランドキッチンの正面は引き出しやゴミ箱収納スペースなどが一般的ですが、
背面収納にはどのような形があるのか?施工事例で見ていきます。
最も多く採用されているのは、
上部のみ小物が置ける程度のスペースを確保し、下部は可動棚を設けて扉で隠してしまうという形状です。
(面材:ホワイトオーク)
こちらのお住まいのアイランドキッチンは収納部をシンクの天板から少し立ち上げています。
上部の小物置きスペースにはコンセントも設けているので、
携帯電話を充電したりと、少し電気が必要な時にもお使いいただけます。
こちらは先程の写真と同様のつくりではありますが、上部のオープンスペースに仕切りが入ったキッチンです。
(面材;ホワイトオーク)
この場合仕切りは意匠的というよりも、
先程の事例とは異なり立ち上がりが無いため、シンクの天板を支える意味合いとしての仕切りです。
キッチン本体はメーカ―の既製品を採用し、キッチン背面に造作収納を設けた事例もあります。
(面材:シナ)
こちらはキッチン天板からの立ち上がりもあり、また造作収納の幅も大きいため仕切りも設けた事例です。
下部の収納は左側・中央部が引戸で隠すことができ、
右側の収納は扉を開けずにさっと手のとれるような日常使いの物を置くために、あえてオープンな形にしています。
オープンな収納を設けずに、扉だけで全て隠してしまう形もあります。
(面材:ラワン・チーク塗装)
収納部の扉は引戸でなく開き戸で計画する場合には、
収納部が通路に面しているか広いリビングであれば問題ありません。
しかしダイニングテーブルを垂直に設置する予定であったり、あまり十分な空間を確保することができなければ
物の出し入れには引戸の方がおすすめです。
リビングダイニングの配置であったり、ダイニングテーブルの大きさ・設置の位置、
どのような物を収納して、日々使う物はどのような物なのか
など様々な観点から理想の収納の形を見出してみてください☺