パッシブデザイン勉強会②
第4,073回 設計部の大津です。
今日も2回目となる「パッシブデザイン勉強会」が行われました。
今日のテーマは「昔を知る」です。
昔の人の暮らし方や自然エネルギー(太陽の光と熱、水力、風力、
地熱)の使い方を見たり、感じたりすることで
現在の私たちの暮らしのヒントを得ることができます。
その一つのヒントとして「民家」があります。
「民家」は、その地域や立地によって建物の雰囲気、性能が変わってきます。
もちろん民家だけでなく、地域や立地によって建物の雰囲気、性能が違います。
今回の勉強会で紹介された建物は…
「聴竹居」という建物です。
この建物は、西欧化による近代化を取り入れ始めた頃に建てられ
自然エネルギーを活かし、快適を目指してつくられた建物です。
写真ではわかりにくいと思いますが、この聴竹居は風(空気)をどう利用するか
太陽からの光や熱をどう利用するか、よく考えられてつくられています。
私自身、現地に足を運んだこともなく、写真や名前だけでしか
聴竹居については知りませんでした。
一度は現地に行ってみたいです。
今回の勉強会では、現在の建物ばかりをみているだけではなく
昔の建物からヒントを得て、活かしていくことが大切だということが学べました。
次回は、ゴールデンウィーク明けの木曜日に勉強会があります。
予習や復習をし、気合を入れて取り組もうと思います。