既製品と造作の建具
第5,398回 設計・広報企画部の木村です。
今月末にお引渡しを迎える、マンションリフォーム中のI様邸では、
内部建具にサンワカンパニーの「ノッポ」というシリーズを使用しています。
こちらは枠の見付けが細く天井高さ2.4mまで対応可能で、
空間をよりすっきりと見せる事の出来る商品です。
また、色のラインナップは、近年流行しているモルタル調やマット感のあるグレーも販売しており
今回のI様邸ではスモークグリーンの色を採用しています。
内装工事も終盤に差し掛かり、いよいよ完成間近ですので
インスタグラムやYoutubeにて完成後公開予定のリノベーション工事の全貌の動画をご覧いただき、
今回ご紹介した建具にもぜひ着目してみてくださいね。
そして、これより基礎工事へと入る安佐南区のH様邸では
永大産業というメーカーの室内建具を採用予定です。
これまでは家具や建具を造作で入れる事がほとんどでしたが、
木材をはじめ多くの材料の価格が高騰している今、造作にする事で予算面が厳しい状況になる事も少なくありません。
最も大切にしたい要素はなにか、コストを抑えられるものはなにかを考える事も家づくりをするにあたって大切です。
もちろん家具・建具ともに造作であれば無垢材の質感や雰囲気も一層感じられ
オーダーメイドであるため使い勝手や仕様も自由自在です。
どこに重きを置き、かけるコストをどこで上手く削減できるかは
実際にそこに住まうお客様によってそれぞれですので、今後の快適な暮らしをじっくりとイメージしてみてくださいね。