古民家再生ワークショップ
第5,404回 設計の谷口です。
私の家のすぐ近くの古民家では、月に一回のペースでワークショップを開催しています。
こちらは、先日行われたワークショップの様子です。
大人のワークショップでは、古民家の壁に飾る額の制作を行い、その額の中には子供たちが制作したものを飾る予定です。
子供のワークショップでは、木の端材などを使って自由に工作を行っていますが、一方で将棋に熱中する子供たちや畳でおしゃべりしてくつろぐ大人たちなど
この古民家を思い思いに自由に使っていただいています。
和室同士を間仕切る建具を外せば、こんなに広い空間をつくることができるのは、日本の家屋の素晴らしい特徴であると感じます。
エヌテックは、約1年半前にこの古民家の耐震改修工事に入らせていただきました。
補助金を活用し、耐震改修工事までは何とかできたのですが、内装の仕上げ工事までは予算の都合上難しい状況でした。
そこで、改修工事の依頼主である「未来型子育てプロジェクト」さん主催による月一回のワークショップを開催することで、邸宅感が日に日に増し、参加される皆さんの居場所として、空き家だった古民家が息を吹き返してきています。
私と私の妻は、このプロジェクトの仕掛け人的立場として関わらせていただいており、地域の資産を地域の人々が自由に活用する、自己表現の場としても活用できる、そんな居場所になればと願っています。
先日は、この古民家の趣旨に共感するご夫婦が、「古民家縁側カフェ 熱燗ふるまいDay」と題して、イベントを開催されました。
山陰地方のお気に入りの日本酒をふるまいながら、参加された皆様が畳や縁側で楽しく過ごしている様子や、日本酒のうんちくを楽しく語っているご主人の姿など、
何とも言えない、豊かな時間が流れていました。
私にとっても、思いがけない嬉しい出会いがあり、お誘いいただき大変感謝しております。
古民家のワークショップの活動の様子は、こちらのサイトでとても詳しく紹介ありますので、ぜひご覧ください!!
そして、ぜひこの活動に参加してみたいという方は、お気軽に私までご連絡ください。