第5,535回 リモートスタッフの渡辺です。

階段のデザインは住まい手によりカタチも素材も様々です。
家のどこに階段を設けるか、階段下の空間を活用するかどうかということも関係しています。
（種類については以前のブログをご覧ください。）
さらに細かな点でいうと、踏み板のデザインも毎回どのような仕様にするか検討しています。

エヌテックでよく採用されるのが、踏み板に2本の溝を設けそこを目立たせるように黒色で塗装するというものです。
上から見ると一段ごとの境が分かりにくいので、このラインがあることで踏み間違いを防げます。
さらにこの溝は滑り止めとしての役割も果たしてくれます。

そのほかにも、この溝に金属製の滑り止めを設けているものもあります。


上の事例と踏み板の材質も異なりますが、溝の色や素材が違うだけで階段の印象が変わってきますね。

住まいの中では本当に小さな部分ですが、あるのとないのとでは生活のしやすさ・全体の印象も変わってきます。
お客様とよくご相談させて頂き、最適解を導き出せたらと思います。