先進的窓リノベ事業
第5,554回 リモートスタッフの渡辺です。
先日ZOOMで開催された住宅性能向上のための講義をお聞きしました。
日本の住宅性能を向上させていくためのどんな取り組みが必要なのか教えて頂きました。
カーボンニュートラル社会の実現を目指すために住宅業界でも取り組まなくてはならない課題は数多くあります。
特に日本の住宅の現状で取り組むべき課題は‟既存住宅の断熱性能の向上”ということでした。
多くの日本の既存住宅は、夏暑くて冬寒いという問題を抱えています。
実際に毎年、冬の家の中が寒く暖房している部屋とそうでない部屋との温度差によりヒートショックが起こり、
脳梗塞や心筋梗塞を起こす事故が多く生じています。
断熱リフォームや窓の性能を向上させる工事をすることでこうした問題を防ぎ、さらにエネルギーの消費を抑え快適な生活につながっていきます。
そうした課題に対応するため、先日『先進的窓リノベ事業』という国の事業がスタートしました。
既存住宅の窓を省エネ効果の高い断熱窓に改修する費用に対して、補助金がもらえる制度です。
補助対象工事の内容に応じて、一戸当たり、5万円から最大200万円までの補助金が交付されます。
最大2023年12月31日までの申請ですが、補助金の予算に達し次第締め切りとなります。
数十年前に建てた住宅をリフォームしようと思うと、内装や器具の交換、外壁修繕などを優先されると思いますが、
補助金のサポートもありますのでこの機会に窓リフォームも検討してみてはいかがでしょうか?
この事業に関してご興味のある方はまずはご相談ください。