玄関ドアの特注対応
第5,568回 設計の谷口です。
前回のブログではユダ木工さんの工場見学の様子をお届けしました。
その中で、私の家でもユダ木工の玄関ドアを採用していると書きました。
国産の桧を使っているMIYAMA桧シリーズです。
ドアの左右には、透明ガラスとスリガラスのスリットを造作しました。
ドアの材料が桧なので、ガラスの枠材も野崎銘木店さんにお願いして桧を入れていただきました。
また、ユダ木工さんの玄関ドアにはメンテナンスキットとして、塗料も少量入っているので、ガラスの枠材にもドアと同じ塗料を塗り耐候性を高めています。
このドアがある場所には元々違うドアが付いていたので、開口部の大きさに制限がありました。そのため、高さ方法を特注として対応していただきました。
どうせならということで、毎日触るドアハンドルも特注対応をお願いしました。
設計士憧れの堀商店のハンドルです。
このように色々な注文に対して親切にご対応していただけるのも、一品一品丁寧に製作してる木製玄関ドアならではかと思います。
ユダ木工さんの工場見学に行って以来、より愛着を持って玄関ドアを開け閉めするようになりました。作り手の姿が見えることも家づくりではとても大切な要素だと感じています。
最後に余談ですが、野崎銘木店さんに入れていただいた桧の枠材、貴重な切れ端も大変香りが良いのでしっかりと活用させていただいています(笑)