外の景色を取り込む
第5,780回 リモートスタッフの渡辺です。
西日本は冷え込みが厳しいですね。
昨日の雪で私の住んでいる愛媛も雪に包まれました。
春までもうしばらく待たないといけませんね…
今日は少し先取りの桜の写真とともに家づくりのアイデアをご紹介します。
こちらのお住まいは2階リビングで敷地前の公園の桜を十分に楽しむことができるように計画されました。
公園に沿ってFIX窓やFIX+縦辷りの窓を配置して、窓からの景色を切り取ったように大きく見ることができます。
窓の下端と同じ位置にベンチを設けているので、桜や新緑の緑を眺めながらほっと一息つくことができます。
そしてベンチやテーブルを置いて季節の良い時にBBQなどもできるベランダを計画しています。
ここの2枚の窓は完全に引き込むことができます。
そして室内との段差をなくし、第二のリビングとしても活用できます。
網戸も特注で木で製作していますので、視線を邪魔することなく外の景色を取り込めます。
ここでの家族や友人と過ごすひと時はとっても気持ちの良いものとなりそうですね。
敷地だけでなくその周辺の環境を見渡すと、その土地ならではの景色や特徴に気づくことがあります。
室内に外の空間や景色の特徴をどのように取り込んでいくか?
設計の時に忘れてはならないものです。
街並みの一つになる建物を作る側として、外とのつながりを意識した建物が増えていくと良いなと思います。