焼杉のメンテナンス
第5,807回 広報企画部の飯田です。
現在私の家「サクラ階段の家」で外壁の焼杉メンテナンス工事を行っています。
今年で暮らし始めて7年目。
焼杉の杉板自体は傷んでいませんが、南面と北面に色ムラが出てきたのでメンテナンスで塗装工事をすることになりました。
使用している焼杉は、杉板を焼いた後に黒く塗装したものです。
まずは南面。
新築時と比べてここが最も変わった場所。
南側は隣家が下がった土地形状になっているので、1年を通してかなり日当たりの良い場所になります。
杉板が日焼けしてこのような色になっています。
反対の北面はこちら。
全体的に良い色に経年変化しているのですが、シンボルツリーのイロハモミジの葉が当たり、ここの塗装の剝がれが目立っていました。
新築当時はというと…。
当たり前ですが、とっても綺麗ですね。笑
竣工時は良い感じに植栽を植えていただいていたのですが、暮らし始めてから剪定やお手入れを怠っていたので焼杉に当たるようになってしまいました。
現在の状態でも暮らしに影響はないのですが、このように同じ面でも色のムラが大きく出てしまうと、将来メンテナンスで塗装をする時に仕上がりにムラが出やすいとのこと。
暮らしの見学会で多くのお客様をご案内していることもあり、今回塗装をすることになりました。
自然素材で仕上げた外壁は、その土地の周辺環境や気候によって経年変化に差があります。
私の家は団地自体が南向きで、さらに南側が下がっているため、先ほどの写真のように日焼けしていました。
工事は2月末に完了する予定なので、足場が解体されたらまたご紹介いたします。