庭のドクダミを暮らしに活用
第5,891回 広報企画部の飯田です。
暖かくなってくるとモリモリ育つ庭の雑草。
特に元気なドクダミ。
毎年草取りをして他の雑草と一緒に捨てていましたが、調べてみるとドクダミはお茶以外にも活用法があるとのこと。
せっかくなので、今年はドクダミで色々作ってみることにしました。
まずは、黙々と草取り作業です。
子ども達にも手伝ってもらってドクダミ以外の雑草も綺麗に取り除きました。
思ったよりたくさん取れました。
一つずつ丁寧に洗って、束ねて、干します。
4日ほど干していい感じに乾いたら、まずは化粧水にするドクダミチンキを作ります。
ドクダミ独特の香りはしっかり乾燥させるとなくなります。香りが好きな方は生葉のまま使用すると良いそうです。
私は少し香りが気になるので、半乾きにしました。
用意するものは、ドクダミと煮沸消毒した瓶、そしてウォッカです。(ホワイトリカーでもOK)
葉と花を摘んでひたすらビンに詰めていきます。
ひたひたに浸かるまでウォッカを注げば出来上がり!
(ちょっと詰めすぎた感がありますが、良しとします)
全体にアルコールが行きわたるように、1日1回振って1~2週間漬け込むと完成します。
出来たドクダミチンキは精製水・グリセリン・キサンタンガム(とろみ用)と合わせて化粧水になるのですが、それはドクダミチンキが出来たらまたご紹介しますね。
今回干していたドクダミのうち2束しか使用していないので、残りはもっと乾燥させてドクダミ酒や薬湯で使いたいと思います。
ちなみに、ドクダミの生葉は抗菌作用や膿の出た後の穴を再生する肉芽組織再生の促進作用があり、ニキビや水虫、虫刺されなどに良いとのこと。
乾燥葉は体内の過剰な塩分を排出する働きがあったり、血圧の安定や動脈硬化予防などで昔から使われてきたそうです。
良いことづくしですね。
これまで春から夏にかけて庭にたくさん生えてくるドクダミを取るのが煩わしいと思っていましたが、今回色々と作業をしているとだんだん愛着が湧いてきました。
たくさん取れてビン4本では足りないようなので(笑)、ビンを追加して残りの作業をしようと思います。
「ドクダミ 活用法」などで検索すると色々と情報が出てきますので、興味のある方はぜひ調べてみてくださいね。