第5,941回 リモートスタッフの渡辺です。

最近家具などに使う金物を調べていたのですが、本当に多くの種類がありました。
数ある中からそれぞれ特徴を理解してぴったりの金物を選び、組み立てていきます。
ひとつの家具が出来上がるまでに多くのパーツが組み合わされて出来上がっているのだなと改めて感じました。

そういう視点でこれまでの写真を振り返ってみると、
色々と今まで気に留めていなかったパーツに目が留まるようになりました。

例えばこちらのキッチンの吊戸。

開き扉になっていますが、その扉を開閉させるために丁番(ちょうばん、ちょうつがい）という金物を付けます。
スライド丁番という商品で、連続した扉であっても扉同士の隙間を小さくできるものです。
動き方にも違いがあるので、どういうデザインにしたいのか？どんな使い勝手を求めるか？
といった要素により適切なパーツを選定していきます。
丁番の詳しい説明はこちらのサイトから確認できます。

そしてこちらの引出し収納にも、スムーズに引き出せるようレールが取り付けられています。
ソフトクローズ機構付のスライドレールというものです。
引出しを閉めたときにゆっくりと閉まるのでうるさくありませんし、確実に閉まってくれます。
こちらもカタログを見ると豊富な種類があるので、その中からピッタリのものを選びます。

どんどん便利で使いやすい商品が増えているので、
定期的にリサーチして設計に生かしていけたらと思います。