耐震等級
第4,115回 設計の渡辺です。
昨日、YKK主催の耐震セミナーに参加して来ました。
改めて地震大国日本に住む私たちは、耐震をしっかり考えなくてはいけない重要な部分だと感じました。
熊本地震や東日本大震災など、想定外の地震が発生する中、
自分の住む家や建てる家が安全で、命を守ってくれるのか、と考える方も多いと思います。
その時に判断の材料になるのが、「耐震等級」です。
耐震等級とは、建築物の強さを表す等級のことで、1~3等級まであります。
耐震等級1:建築基準法レベルで、地震が起きた時、倒壊・崩壊しない程度。
→ぎりぎり命は守れるが、その後、その建物に住むことが出来ない。
耐震等級2:等級1の1.25倍の強さを持った建物。
→命を守り、1よりも建物が壊れにくい。
耐震等級3:等級1の1.5倍の強さを持った建物。
→命を守り、2よりも建物が壊れにくく、地震後も、住み続けられる可能性が高い。
エヌテックでは、今の技術で出来る最も強い家に住んで頂きたいという想いで、
地震に負けないSE構法を採用し、全棟で耐震等級3とする構造計算を実施しています。
一生のうちで最も高価な買い物ですから、心から安心できる家で生活したいですよね。
ハツイエセミナーでは、構造や耐震のことを、基本から分かりやすく学ぶことができます。
大切なお家づくりに、ぜひお役立てください。