これからのリフォーム工事で思うこと
第5,968回 設計の谷口です。
9月中旬の着工を目指して、安芸郡熊野町で改修工事のご依頼を頂戴しました。
現在は、設計の詳細打合せや各種補助金の申請準備なども行っています。
既存住宅の改修の場合は、子育てエコホーム支援事業のリフォーム部門で補助金申請ができ、その他にも給湯省エネ事業や先進的窓リノベ事業などもございます。
また、自治体によっては耐震改修工事などの補助金もあったりするので事前の確認が重要となってきます。
昨年からリフォームのご相談をいただいていたのですが、今年になってようやく熊野町も耐震工事の補助金事業を行うようになり、早速その申請で先日熊野町役場に行ってきました。
着工までのスケジュールも役場の担当者にお伝えし、まずは審査が開始されています。
来年2025年4月には建築基準法の改正があるので、リフォーム工事については例えば現行の建築基準法に適合させるために本来の改修目的とは違う箇所についても工事を行ったり、行政に申請を行ったりしなければならなくなる可能性が大です。
物価高で建築費も高騰する中、そのような事態となればお客様の想像を超えてさらに工事費が増大するという事態が十二分に想定されます。。。
そのような状況を鑑みると、例えば中古マンションを購入してリフォームするという選択肢の方がお得だったりするのかもしれません。
これから住宅の購入を検討されるお客様はそのような情勢になるかもという点も考慮していただければと感じています。