天井や壁に変化をつける
第5,992回 リモートスタッフの渡辺です。
天井や壁を選ぶとき、多くの場合クロス仕上げのケースが多いかもしれません。
クロスのほうがコスト的にも一番費用を抑えることができますが、
シンプルで単調な空間になってしまいがちです。
部屋によっては壁や天井の素材を変えて、空間に変化を付けることもあります。
こちらは洗濯物などを干す場所として計画されたサンルーム。
シナ合板を壁と天井にも貼っています。
子どもの遊び場になったり、時には荷物を置く場所としても使用することを考えると、
傷や汚れも風合いとして楽しむことができるシナ合板はぴったりの素材です。
こちらでは2階リビングの勾配天井に熊野杉板を貼り上げています。
白いクロスの壁と温かみのある杉板の色味でメリハリと柔らかさのある空間に仕上がっています。
視線の先に木の素材が目に入ると、なんだか癒されるように感じます。
天井に貼る板材も様々な種類があり、
塗装を施せばモダンな雰囲気からナチュラルな雰囲気にも仕上げることが可能です。
どんな場所でどんな暮らしをしたいか想像を膨らましていただき、
ぴったりの素材を見つけてください。