夜の窓
第6,037回 リモートスタッフの渡辺です。
夕方になり、辺りが薄暗くなってくると、ぽつぽつと家に明かりが灯り始めます。
昼間では見えない景色が街に広がっていきます。
住まいの匂いが街に漂ってくるようでこの時間の景色が個人的に好きだなと感じています。
その景色を作り出す大きな要素は窓から漏れる光。
オレンジ色のひかりから、そこにいる人のぬくもりや生活感が伝わってきます。
どこに、どのくらいのサイズの窓を設けるかは、昼間の日差しを取り込むことをメインで考えることが多いですが、
夜のライティングもイメージしてデザインしていくことも大切な要素だと感じます。
暗いところを明るく照らすという照明の役目だけでなく、
帰ってくる家族を温かく迎える面でも大切な目的がある窓。
プライバシーの観点も考慮しながら、夜の見え方も意識して窓を検討していってください。