GX志向型住宅補助金 追加情報 【2025.3.22】
第6,130回 設計の谷口です。
新築住宅で本年度から始まる新しい補助金「GX志向型住宅」に関して、一番気になっていた情報が3月21日についに更新されました。
上記参照HP:https://kosodate-green.mlit.go.jp/HEMS/
補助要件のひとつにあった、高度エネルギーマネジメントについてです。
本文では、一般社団法人エコーネットコンソーシアムのホームページに掲載されている製品を設置することとあります。
詳細をご覧になりたい方は、ぜひHPをチェックしてみてください。
現在、新築中の物件ではGX志向型住宅の取得を目指しているのですが、その建物に準備しているAiSEG2(アイセグ2)が高度エネルギーマネジメントに該当しているようなので一安心しました。
AiSEG2は、ご家庭で使う消費エネルギーや太陽光発電の状況をチェックできたり、機器をコントロールできたり、暮らしのエネルギーの見える化や利便性向上を意図したシステムです。
家庭で使う消費エネルギーは、「暖房」「冷房」「給湯」「照明」「換気」「家電」「調理」の7項目です。
現在新築中の住宅では、この7項目の消費エネルギーがチェックできるように分電盤への配線を工夫しています。
GX志向型住宅補助金は160万円の補助額ですので、太陽光発電+エネルギーマネジメントシステムの導入によるコスト増の部分をカバーしてくれるような感じではないでしょうか?
国の予算は500憶円とのことなので、500憶円÷160万円=31,250戸分という計算になります。
ちなみに、2024年の新設住宅着工戸数は約79万戸でした。
ちまたの噂ではあっという間に消化される補助金になるのではという話もございますので、気になっていらっしゃる方はぜひお早めにご相談をいただけますと幸いです。
国の補助金によって、省エネで太陽光発電も搭載した住宅が実現できると思うと大変お得な内容かと個人的にも感じております。