第4,150回　リフォーム・メンテナンス担当の佛﨑（ぶつざき）です。

木造家屋の改修工事を熊野町で行っています。

縁側の掃き出し窓の上には、ガラスの欄間が設けてあります。
当時のエアコン業者の方は、引き違い窓に専用のアルミプレートを設置し
配管を屋外へ抜き出していました。

このような施工方法をされているお住まいはたくさんありますが、
一つ問題点を挙げるとすると、鍵の施錠が不十分なため、
別途ストッパーを取り付けなければなりません。

ご高齢になると、クレセントの高さよりも低い位置で施錠をする行為は負担になります。
また、施錠が不十分なので防犯上安全とは言えません。
そのため、この度の内装工事に伴いエアコンを取り外すので、
復旧時に配管経路を欄間部のガラスへ貫通することをオススメしました。

そこで、出てきたのがこの道具！！
ガラスカッターです。

柄の部分には油を注ぎ、タングステンの刃先でカットしていきます。

部分カットのため、慎重に作業を進め最終的に打撃を加え開口しました。

大工さんが作業をしてくださったのですが、個人的にも欲しい道具です！
リフォームでは、予測していない作業や色々なことに対応していかなければなりません。
まだまだ、学ぶことがたくさんです。頑張ります！